限界設定と選択肢を提示する

周りの人ができること

 今日は少し心理学の要素を含んだお話になります。

 あなたのパートナーが不調の時、感情の歯止めが利かなくなったりした時に試してもらいたいことです。

 普段はパートナーとして存在する二人ですが、この時ばかりは大人と子どもの関係を利用します。もちろん、あなたが大人で、不調を起こしている方(彼女)が子どもです。心がけてほしいことは、ニュートラル(怒らない、責めない、迎合しない)冷静さ思いやり です。

1 自分ができないことと、できることを淡々を伝えましょう

 声のトーンに、非難や怒り、戸惑い、不安、媚びなどの感情を含ませないよう注意しましょう。

2 どんなことが可能か、いくつかの選択肢を提案しましょう

 今日は1回お開きにするなどの選択肢を入れても良いでしょう。その場合は必ず、次の機会(明日電話する、次の日曜日は会えそうだ、○日にもう1回やろうなど)を可能な限りハッキリさせておきましょう。そうすることで彼女の不安や怒りを少なくすることができます。

3 感謝やねぎらい、思いやりを伝えましょう

 彼女が良い選択ができたり、落ち着いたりできたら「ありがとう」「辛いのにえらいね」「好きだよ」などの行動を認める言葉や、相手を大切に思っていることを伝えましょう。手を繋ぐなどの行動で表しても構いません。

解説

1 あなたが巻き込まれることを防ぎ、彼女の感情の防波堤になることができます

2 彼女の気持ちや主体性を大切にしつつ、2人のデートや日常生活を続行することができます

3 不調の時でも、良い行動ができたことはとても自信になります。それを認められると、次にも良い行動ができることにつながります。また、お互いの信頼感が深まります。

どんなスキルなのか

 普段の自分と比べて、PMSがひどい時は、とても未熟で不安で不安で心細い存在になったような気がしていました。

 私が普段、仕事で手のかかる子どもの対応に使っているスキルが使えるような気がします。(子どもには効果テキメンです。)ですから、実際にPMSの女性に対して使ったことはないのですが、アレンジして紹介しました。もし、試してくださったかたがいらっしゃったら、お役に立てたか教えていただけると幸いです。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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